渡辺 ちひろ (経済学科)
2024年3月卒業 NTTドコモに就職
新天地で創り上げた最高の大学生活
地元北海道を飛び出し、友達も知り合いもいない滋賀県彦根市で大学生活をスタートさせました。はじめは不安でいっぱいでしたが「失敗も正解に変えるんだ。」と意気込んで、部活動、ゼミ活動、グローバル人材育成コース、アルバイト、海外インターンシップと、常に新しいことに挑戦しました。
グローバル人材育成コースでは、半数が外国人留学生で構成された少人数クラスで、国際理解を深めます。週3コマの授業と日々の膨大な課題は全て英語オンリーです。英語での会話力はもちろん、国際的な問題意識、プレゼンテーション力、ディベート力、多国籍チームでの問題解決力など、グローバル企業で必須とされる多様な能力が鍛えられました。この経験が、海外インターンシップに活きたと確信しています。
倍率が非常に高いプログラムですが、「将来は英語を武器にしたい!」、そんな想いを持つ学生にとって滋賀大学のグローバル人材育成コースはもってこいです。
混沌の地インドでの挑戦
ゼミや大学の講義で問題意識が芽生え、新興国のソーシャルビジネスの実情に興味を持ちました。急成長しているインドの経済と独特の文化、芸術に惹かれ、気付けば混沌の地デリーに飛び込んでいました。「インドの野菜は安全性が不透明」、「流通の煩雑さによる農家の低収入」という課題に立ち向かうオーガニック野菜販売企業で、ソーシャルビジネスの実情を探るべく奮闘しました。そして、販路拡大のためBtoBの営業活動に奔走しました。門前払いの日々と過酷な環境、度重なる腹痛に挫けそうなりながらも、持ち前のポジティブ思考と不屈の精神力を発揮して契約を獲得しました。
この経験は、「どんな環境でも諦めなければ成果を掴める」という自信を与えてくれました。インド人のチームメンバーと本気でぶつかり合い、協力した日々は私の宝物です。
世界を変える一員に
「正解は自ら創り出すもの」、これが私のモットーです。壁にぶち当たり、後悔にさいなまれそうになるたび、この言葉を思い出すようにしています。どんな状況でも、無我夢中で挑戦を続けることで、その道は必ず正解であったと思えるものだと信じています。
私の大学生活は、完璧ではなかったかもしれません。しかし、自分で選び、絶えず挑戦を続けたこの道は、何一つ後悔のない大正解の大学生活だったと感じています。
就職予定先であるNTTドコモでも、このモットーを胸に、世界を変える一員となりたいと思います。
滋賀大学には、挑戦を阻むものは一つもありません。学問、語学、部活動、あなたのこころざし次第で全てを手に入れることができます。ぜひ本学で、最高の学生生活を創り上げてください。