経済学部・大学院経済学研究科

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滋賀大経済 最前線 小國さんからの報告

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小國 渓吾 (会計情報学科)
    2024年3月卒業 KDDI株式会社に就職

コロナ禍の試練

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 大学では滋賀エコプロジェクト・サークルに所属し、ボランティア活動に力を注ぎました。地域の方々と一緒に琵琶湖の清掃活動や子供達の夏休みの作品作りを支援しました。しかし、コロナ禍の影響と先輩方の引退により入会時15人だったメンバーが5人になってしまい、サークル存続の危機に直面しました。私は、副代表としてサークルを存続させるべくメンバーの確保に奮闘しました。特にSNSとZOOMを活用し、活動内容の発信やオンライン説明会、オンライ座談会を開催しました。このような努力の結果、40人まで仲間を増やしました。この経験を通して、最悪の環境でも工夫次第で乗り切れることを学びました。
 また、大学3年時からのゼミでは、財務諸表分析と企業価値評価、コーポレートファイナンスやデータ分析の研究に励みました。20人の仲間と協力して学び、世界を視野に入れた問題意識を鍛えました。

感性を広げる体験

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 高校時代に学校の代表としてシンガポールで研修を受けた経験から、将来は海外で働きたいと考えるようになりました。そこで、大学在学中に留学で英語力を鍛えることや異文化体験を積むことを決意しました。そして、コロナ下での渡航制限に苦しみながらも、マルタ共和国での留学とセネガルでのインターンシップを実現させました。
 マルタ共和国では、言葉の壁を感じながらも、持ち前の社交性を発揮して多様な国籍の友人を作ることができました。周囲から「Japanese Ambassador」と呼ばれるようになり、留学生全体の一体感向上に貢献しました。
 また、セネガルではフランス語に苦戦しましたが、日本食レストランで飛び込み営業のインターンシップに挑戦しました。業務中、営業先で話を聞いてもらえず追い返されることが多々ありました。しかし、粘り強く訪問営業を行った結果、3ヶ月間で8件の契約を結ぶ実績を残しました。1年間の海外生活を通して、人との出会いの大切さを実感しました。この海外経験を活かし、卒業後は通信会社で途上国の課題解決に挑みたいと思っています。

受験生の皆さんへ

 滋賀大学には、自身の能力を高める環境が整っています。私は滋賀大学での講義やゼミで専門知識を深め、入学当初は思いもしなかった様々な挑戦に没頭してきました。この素晴らしい環境でなりたい自分と出会い、目標や夢を叶えてください。