寒川 あかり (経済学科)
2024年3月卒業 AGC株式会社に就職
飽くなき挑戦と仲間の存在
大学では、勉学とサークル活動の両方に力を注いできました。2年次には、データサイエンス副専攻プログラムに選抜され、データ分析の基礎と原理の理解から実践的な分析手法の習得に挑みました。また、専門分野の学習にも力を注ぎ、成績優秀者表彰を受けました。
3年次には、幹部となった学園祭実行委員会に全力で打ち込み、コロナ禍によるリモート活動やSNSでの呼びかけを通じて、学園祭の開催に漕ぎ着けました。
そして、経済学部で学んだファイナンスの専門分野と実践的なデータ分析を鍛え、専門性を徹底的に身に付けたいと思い、財務諸表分析ゼミの門を叩きました。研究熱心なゼミ生に刺激を受けながら、共に切磋琢磨して学問に没頭しました。
海外への挑戦
グローバルゼミで鍛えられるなかで、海外でも通用する人間になりたいと思うようになり、カナダ留学とタイの農業・食品企業でのインターンシップの挑戦を決意しました。留学中は、学校に日本人一人という環境で、様々な国から来た学生と共にプレゼンテーションの準備やディスカッションに励みました。
タイのインターンシップでは、規格外バナナを使用したスムージーの商品企画と販路拡大に携わりました。現地の人々が好む味や食感の追求に苦戦し、毎日スムージー作りの試行錯誤と現地調査を繰り返し、泥臭くプロジェクトを遂行しました。文化や言語の壁にぶつかりながらも、現地の人々とワンチームで取り組んだ経験を通じて、ビジネスを成立させる力と果敢に挑み続ける力を手に入れました。
これからも挑み続ける
滋賀大学彦根キャンパスは、データサイエンス副専攻のみならず幅広い選択肢や複数の専門学科を横断的に学べる充実したカリキュラムがあります。また、海外経験豊富な教授との距離が近く、志の高いゼミ生と共に学問に没頭した濃密な時間は、私の中で大きなターニングポイントとなりました。後輩の皆さんも、ここ滋賀大学で挑戦してみてください。
内定先のAGC株式会社は、「易きになじまず難きにつく」の精神のもと、独自の素材・ソリューションの提供を通じて、社会の根底を支える素材メーカーです。入社後も、大学で鍛えた能力を発揮し、挑み続けたいと思っています。