花田　光生　（会計情報学科）
　　　　2025年3月卒業予定　サントリーホールディングス株式会社に就職予定

史上初の高校サッカー部学生コーチに就任

　大学1年次から高校サッカー部のコーチを務めました。自身が選手として活動しているときは指導者が監督だけしかおらず、指導不足による練習の質の低下、監督の負担の大きさに不安を感じていました。そして卒業後、監督からコーチの依頼がありました。チーム力をさらに強化し、監督の負担を減らすために就任しました。
　練習のスケジューリングや戦略策定に加えて、選手のメンタルマネジメントを担い、チーム力の強化を果たしました。とくに、各練習メニューの目的を言語化して明確に説明しました。さらに、選手一人ひとりに合ったコミュニケーションを徹底し、モチベーションを高めることにも力を注ぎました。
　教える立場でサッカーに関わることの難しさを感じ、振り返ると失敗も多くありました。しかし、一人ひとりに全力で向き合ったことで、自身の指導力と精神力を鍛えることができたと考えています。

夢への一歩

　3年次からは、財務の専門性とデータ分析力、グローバルな問題意識を徹底的に鍛えることができるゼミに入りました。ゼミを通じて、将来は海外でも活躍したいと思うようになり、フィリピン留学とガーナの日本食レストランでインターンシップに挑戦しました。
　インターンシップでは、現地の人々の栄養改善を目標に奔走しました。目標達成のために、食事が満足に取れない、停電が2日に1回起きる、トイレとシャワーがない農村部での生活に飛び込みました。これまでの人生で経験したことがない困難な状況でしたが、食品ロスを解消する新規事業の立ち上げを果たしました。「これからは、どんな環境でも楽しむことができる」と実感する経験となりました。

「挑戦あるのみ」

　内定先であるサントリーホールディングス株式会社では、飲料を通じて世界の人々の生活に楽しみを増やしていきたいと考えています。「やってみなはれ」の精神で、様々な課題に挑戦し、日本のブランド力向上に力を注ぎたいと思っています。