砂田 一郎 (ファイナンス学科)
2025年3月卒業予定 双日株式会社に就職予定
情熱で切り開いた道
バドミントンへの情熱とコロナ下の大学生活で感じた人間関係の希薄化に課題を感じ、大学でバドミントンサークルを立ち上げました。広報活動に力を注ぐことで、大学最大規模のサークルへと発展させることができました。
また、財務経理とデータサイエンスのダブルメジャーに挑みました。ファイナンスの講義と平行しながら、データサイエンス副専攻プログラムにも取り組み、統計モデルやデータ分析手法の理論の習得を目指しました。さらに、3回生からは、グローバルな問題意識深められるゼミに所属し、世界での挑戦を夢見るゼミ生とともに日夜勉学に励みました。
世界と対峙する
海外で課題解決に挑みたいという想いから、貧困層をステークホルダーとする事業を展開する、インドネシアとインドの企業でインターンシップに挑戦しました。特に、インドネシアでは貧困層向けの金融包摂型Fintech事業に携わりました。想像を超える劣悪な生活環境や価値観の違いに圧倒されながらも、何度も事業提案を行い、周囲の協力を得て最終的に新規事業を立ち上げることができました。インドでの経験も含めたこの1年間で、異文化の環境で働くことの難しさと面白さを学びました。
大学時代の財産となる経験
ゼミの教授からの言葉である、「美しい盆栽ではなく、傷だらけの大木を目指す」を胸に秘め、苦しい状況であっても挑戦し続けてきました。その結果、多くの出会いと現在の私を形作る貴重な経験を手に入れることができました。
就職予定の双日株式会社は、「New way, New value」をグループスローガンに掲げ、世界の社会課題解決に向けた事業を展開しています。私はその一員として、経済発展の基盤である社会インフラ事業に携わり、途上国の経済発展に貢献することで、日本の国際競争力向上を目指したいと考えています。
滋賀大学は、同じ目標に向かって切磋琢磨する挑戦心溢れる仲間に出会える場所です。大学4年間では、様々な環境に飛び込み、仲間と真摯に向き合い、今後の人生を形作る、そんな挑戦を続けてみてください。
*本記事の内容は、掲載当時の情報に基づいています