新居 さくら子 (企業経営学科)
2025年3月卒業予定 丸紅株式会社に就職予定
「ウルトラタフネス」を体得した大学生活
コロナ禍真っ只中の2020年に入学し、これから始まる大学生活に不安を感じていましたが、硬式庭球部での活動、学内No.1ゼミでの研究、海外経験の3つを通して、最大の強みである「ウルトラタフネス」を身につけることができました。部活動では、高校から始めたテニスを大学でも続けたいという一心で硬式庭球部に入部し、リーグ昇格を目標に週5日の厳しい練習を耐え抜きました。1,2年次にはコロナ下の影響で活動停止やリーグ戦中止と思い通りの練習を行えませんでしたが、そんな中でもがむしゃらに努力し続ける先輩や仲間に鼓舞され、目標を見失わずに踏ん張ることができました。3年次にようやく開催されたリーグ戦で目標を達成することはできませんでしたが、改めて仲間の大切さを学ぶことができました。
スペイン語圏での挑戦
第二外国語として学習していたスペイン語をビジネスで活用する力を鍛えるため、本場スペインでの6ヶ月間の留学と、ペルーの抹茶流通企業での飛び込み営業インターンシップに挑戦しました。留学当初は全くスペイン語を話すことができなかったものの、現地コミュニティに飛び入り参加するなどの努力を重ね、DELE B1を取得しました。ペルーでのインターンシップでは、文化の違いや新規顧客獲得に苦労しました。思い通りに事が進まないうえに営業成績も伸び悩み、心が折れそうになりましたが、現地従業員との信頼関係を構築しながら思考錯誤を重ねることで、なんとか目標を達成することができました。海外経験で得た学びと大学生活で身につけた「ウルトラタフネス」を活かして、内定先の丸紅株式会社では何事にも挑戦し、様々な国や地域で活躍したいと考えています。
夢を見つけ、叶えられる最高の環境
滋賀大学には学部や学科の垣根を超えて文理融合で学べる環境があり、海外経験豊富な教授も多いことから、自分の興味に合わせて幅広い分野を学ぶことができます。私は、アメリカのビジネススクールで研究していた教授のもとで、財務諸表分析や企業価値評価の理論と実践的な手法を学び、また英語とスペイン語の2か国語を鍛えることができました。専門性と語学力は滋賀大学で得られた私の財産であり、将来の仕事で力を発揮する自身の強みだと考えています。みなさんもぜひ滋賀大学で多様な分野を学ぶことで視野を広げ、可能性を広げてください。