経済学部・大学院経済学研究科

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石原 令奈(情報管理学科)
    2016年3月卒業 (株)日立製作所内定に勤務

よさこいサークルとの出会い

イメージ  入学当初、大学時代はどんなことにも挑戦したいと考えていた私に、「一緒にサークルを作り上げていかない?」と声を掛けてくれた先輩の誘いで、結成当初のよさこいサークルに所属することにしました。指導者もゼロの状態で、自分たちで一からチーム演武を作り上げ、大会や地域イベントで発表をしていくため、試行錯誤の連続でした。しかし、発表を繰り返すたびに増えていく、お客さんの拍手や激励の言葉に突き動かされ、よさこいに没頭していきました。そして私が副代表を務めた3年目には、チームのメンバーも50名程になり、地域の舞台での初入賞を手にすることも出来ました。よさこいチームでの運営経験では、生涯の財産と呼べる仲間と巡り合うことができました。

世界への挑戦

イメージ  大学2年生の夏に、カナダでの短期留学に挑戦しました。そこでは、世界から集まった学生たちのディスカッション能力の高さに驚き、悔しささえ感じました。そして、将来世界で活躍できるようになるためには、語学力はもちろんのこと、高い専門性を身に着ける必要があるのではないかと考えるようになりました。そこで、3年次からは、世界を目指す学生が集まる財務諸表分析ゼミに所属し、財務経理の勉強を徹底して行ってきました。
 さらに、1年間の休学を決意し、マレーシアとインドネシアのインターンシップに挑戦しました。マレーシアではIT企業で新規立ち上げビジネスの企画・立案を行い、インドネシアではNPO法人の派遣講師として、スラム街の小学校を始め、さまざまな学校を訪れ、「文化による考え方の違い」についての授業を行ってきました。現地での生活は、周囲に日本人がいない環境でとことん現地に密着した生活を送り、文化の違いを知るだけでなく、自分とも向き合うことができました。

めざすはプロフェッショナル

 大学で培った財務経理の専門性や語学力、海外インターンシップで磨いた行動力を活かして、世界に挑むグローバル財務経理として活躍することが私の目標です。
 東南アジアの生活がきっかけで、日本のインフラ設備を世界に広める一翼を担う仕事がしたいと思うようになりました。内定先の株式会社日立製作所は、まさに国内外のインフラ整備を担う会社であり、財務の立場から世界のインフラ設備の向上を支えていけるような力をつけたいと考えています。

滋賀大学の魅力

イメージ  6学科で構成されている本学では、学科の枠を超えて多様な分野の講義を受けることが可能です。私は、情報管理学科に所属していますが、経済や経営、会計情報学科の単位も多く取得し、自分の興味に応じて幅広く学んできました。また、実践的な能力を獲得できる専門コース制が導入されており、私は企業分析コースを選択して、学際的な専門性の獲得を目指すことができました。
 さらには、3年次から始まるゼミナールでは少人数での活動になり、担当教授の指導のもと、専門性の強化、ディスカッションやプレゼンテーション能力を鍛えることも可能です。私自身、アメリカのビジネススクール出身の教授の熱心な指導のもと、世界を意識した財務の専門性の強化に全力を注ぐことができました。そのことが、目標としていた企業の内定に繋がりました。
 海外留学や専門性の強化に励んだり、課外活動やボランティア活動に取り組んだり、多様な活動に挑戦できる環境や制度が、滋賀大学経済学部にはあります。