経済学部・大学院経済学研究科

TOP 滋賀大経済 最前線滋賀大経済 最前線2015滋賀大経済 最前線 松山さんからの報告

滋賀大経済 最前線 松山さんからの報告

滋賀大経済 最前線Top へ戻る
次へ (他の方の報告へ)

松山 稜(経済学科)
    2016年3月卒業 双日株式会社に勤務

密度の濃い“THE”大学生

 私は滋賀大学で(1)ゼミ(2)アルバイト(3)サークル&インターンに力を注ぎました。これらの経験は自身で振り返っても特筆した経験だと思いません。しかし人が成長するのは経験の大小ではなく、自身で考え、能動的に行動した時であり、そういう意味では充実した生活を送れたと自負しています。
イメージ  (1)私は国際経済学を学ぶゼミに所属していました。このゼミでの主な活動は「WEST論文発表会」という全国論文大会に向けた共同論文の執筆でした。この執筆にあたり学問追求への達成感は勿論、チームリーダーを務めたことで、スケジュール管理やメンバーの役割分担など組織の先頭に立つ上で重要な経験をさせてもらいました。本学にはこのようにゼミ活動の一環として論文大会に出場するゼミがいくつかあります。仲間とともに高度な学問の議論を重ねるだけではなく、他大学との交流の機会にもなります、是非皆様も参加してみて下さい。

イメージ  (2)本校所在地の彦根市にてガソリンスタンドでのアルバイトに励みました。このアルバイトを通して、営業の“いろは”を学びました。「どうすれば売上につながるか」を自身で考え、試行錯誤を繰り返しました。そこで出した答えが「お客様の利益が自身の利益」であること。当然と言われるかもしれませんが、商売をする上で最も大事なことであると同時に難しいことを身をもって経験できました。「“たかが”アルバイト」かもしれませんが「“されど”アルバイト」です。自身が全力を注いだことは必ず学びがあります。したがって、皆様もアルバイトをする際は自身の糧になるものを選ぶことをお勧めします。

イメージ  (3)サッカーサークル「FC.FICKLE」に所属していました。サークルといえども泊まり込みで対外試合に遠征するなど、熱心にサッカーに打ち込み、多くの仲間を得ました。また、サッカー以外にも多くのことに時間を割きたいと考えた私は企業のインターシップ(就業体験)にも参加しました。そこでは全国の優秀な同世代とディスカッションを重ねたり、社員の方の営業に実際に同行したり、「社会人0年目」として多くの経験をさせて頂きました。したがって皆様が本校に入学した際には、多くの課外活動に打ち込んで頂きたく思います。部活動に没頭するのもよし、海外渡航に挑戦するのもよし。滋賀大学では皆様が望む最適な学生生活がみつけられるはずです。

先人を超える「経営者」に


イメージ  私には「尊敬すべき人」、つまり人生において影響を受けた人が2人います。それは父とアルバイト先の店長です。このお二方に共通することは「経営者」であること。決して大きな組織ではないかもしれませんが、人間として、リーダーとして非常に優れたものをお持ちで、私の22年間に大きな影響を与えてくださいました。故に私は「経営者」になりたい。経営者になり、人間として大事な部分を磨き、日本、そして世界にインパクトの与えられる人間に成る。これが私の夢です。この夢を果たすべく、就職先は商社という業界を選びました。この商社とは普段生活している際には馴染みのないかもしれませんが、日本と世界をつなぐ架け橋ともいえるビジネスを行います。その一つとして他産業を巻き込み大きなプロジェクト果たす際のマネージメントの役割があります。この商社というフィールドは「経営者」に成りたいという夢を抱き、国際経済学を専攻していた私にとっては非常に魅力的であったため、商社マンになることを決めました。私がこの夢を抱いたのは滋賀大学で多くの経験をさせて頂き、多くの人に巡り合えたからだと思います。したがって皆様もこの本学で将来の夢のみつけられるような経験を積んでください。

受験生の皆様へ

 大学生活というのは人生において大きな意味を持つ期間だと思います。したがって様々なことに挑戦して欲しく思います。挑戦の内容は何でもいいと思います。ただ、“楽しんで”ください。真の“楽しむ”とは没頭することであり、ひたむき打ち込むことだと私は思います。自身が考え抜き一生懸命行えば、どんなことであろうと必ず人生の大きな糧になります。この人生の糧を滋賀大学で見つけにきてください。勿論挑戦の途中に挫折する時があるかもしれません。そんな時は本校の仲間、OB・OG、先生方に相談してみてください。この滋賀大学には皆様をサポートする支援が整っており、きっと有意義な学生生活が送れます。