山口 和樹 (会計情報学科)
2020年3月卒業 国際石油開発帝石株式会社に就職
人生の転換期
大学3年次、最難関と噂されるゼミと出会い、天才的な教授とその講義を見て、このゼミで大学人生を賭ける決意をしました。
ゼミでは、欧米ビジネススクール式のトレーニングを通じて、財務諸表分析に基づく企業価値評価手法について研究しています。所属する学園祭実行委員会と社会人サッカー団体との両立を図りながら、人生で初めて毎日徹底的に勉強に没頭しました。
憧れのウォール街で
4年次に参加した内閣府主催の国際交流事業「世界青年の船(Ship for World Youth)事業」を経て、多様な文化の中で実践的な英語を磨くために、ビジネスの中心地ニューヨークで働くという決意をしました。
世界最高峰の金融街「Wall Street」で絶対に働きたい、この一心で、現地インターンシップの受け入れ先確保のため、猛烈にアタックしました。書類選考と面接を経て保険代理店の内定を獲得し、社内唯一のノンネイティブとしてインターンシップに挑戦しました。
未知の大陸へ挑む
子供の頃見た貧困問題に関するドキュメンタリー番組は、今でも記憶に残っています。「貧困問題の解決に貢献したい」、この言葉を現実にするため、まずはこの目で現状を確かめようとアフリカに行くことを決断しました。その中で、世界有数の天然ガス田など豊かな資源を誇りながらも、未だに貧困との戦いに苦しむモザンビーク共和国に飛び込むことを決めました。水も電気もガスもない家での、命からがらの生活に奮闘しながら、現地国際協力団体でのインターンシップに挑戦しました。
"Break out of your comfort zone(コンフォートゾーンを抜け出せ!)"
困難な環境に飛び込まなければ、自分自身を成長させることは出来ない、これが私のモットーです。今苦しくて限界だと思うことも、成長するための通過点でしかないと思います。妥協せず、自分の可能性を広げ続ける、この信念を忘れずに、日本最大の石油・天然ガス開発企業で世界に挑み続けます。
最後に、貪欲に何かへ挑戦し続けたいと燃える学生のみなさんへ。本学には経済経営分野の多様な学問と出会う機会と「挑戦」の舞台が十二分に整っています。本学の門を叩き、未来を変えてみませんか。