Shuy Yi Zhang (ファイナンス学科)
2022年3月卒業 ソシエテジェネラル証券株式会社に就職
日本への冒険
世界で活躍したいという野望を抱き、18歳の時に母国のマレーシアから日本へ飛び立ち、一から日本語の学習に励みました。将来ファイナンス業界で働くことを目標にし、滋賀大学に入学しファイナンスを専攻しました。
ポテンシャルを覚醒させる環境
大学では、勉強とアルバイトを両立させていく中、人とのネットワークの構築にも力を入れてきました。高い志を持つ仲間に囲まれ、お互い支えあう機会がありました。それをきっかけに、チームワークの重要性を知ることができ、仲間のサポートができるように先頭に立って努力を続けていました。大学2回生の時には、留学生会会長を務め、3年次にはGNS(大学の国際交流団体)の代表とゼミの副ゼミ長を務めるチャンスを頂きました。それらの経験を通じリーダーシップスキルを磨く事が出来ました。
ゼミで専門性を極める
大学3年目に、ファイナンス・会計の専門性を追求する為に、財務諸表分析と企業価値評価を中心に研究するゼミにも挑戦しました。ゼミには海外志向が強い学生が集まっており、外国出身の私と真実に向き合い、お互いの文化への理解を深め合う仲間に恵まれました。その絆は、私にとっての生涯の財産です。また、猛勉強に没頭した結果、経済学部の成績優秀者表彰も受賞することができました。
コロナ禍を乗り越える
大学3年目を終え、念願のミシガン大学交換留学プログラムにも選抜されたのですが、コロナ禍で交換留学が中止になり、母国で監査法人と投資銀行のインターンシップに挑戦しました。憧れのミシガン大アナバー校への留学が消滅して挫折していましたが、自己研鑽の時間を大切にしました。マレーシアでの1年間の滞在中に、2つのインターンシップで専門性を鍛え、実績も残しました。
成果の収穫
インターンシップ終了後は日本に戻り、就職活動に取り組みました。コロナ禍で苦しみましたが、今まで鍛えてきた適応力と精神的なタフネスを貫き、持前のファイナンスの専門性と語学力を武器にして、投資銀行から内定を頂くことができました。今後も身に付けてきた強みを発揮して、経済発展と平和な世界の実現に貢献したいと考えています。