経済学部・大学院経済学研究科

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経済産業省主催 2016年度「国際化促進インターンシップ事業」3

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奥村祐輝(社会システム学科)
  経済産業省主催 2016年度「国際化促進インターンシップ事業」

はじめに

 私は、ゼミで学んだ企業分析の専門性、そして、カナダ留学で培った英語力が実際のビジネスでどれだけ通用するのかを試してみたいと考え、経済産業省が主催する「国際化促進インターンシップ事業」に挑戦しました。

派遣先機関とインターンシップ内容

イメージ  私が派遣されたインターン先は、2020年までに、マレーシアを先進国に発展させるという経済改革プログラムを実現するために設立されたInvestKLという政府機関でした。この機関は、クアラルンプールにグローバル企業を誘致し、高度専門職、高付加価値経済を創出するというマレーシア経済の発展において重要な役割を担っていました。

海外で働くことの厳しさ、楽しさを実感したインターン

イメージ 私の職場は、日本人は自分一人だけ、そして、業務はもちろん全て英語というチャレンジングな環境でした。そのため、容赦ないスピードで話される英語に食らいつき、同僚に呆れられるほど何度も確認を行い、なんとか仕事を進めていく、そんな日々を送りました。国際社会で求められる語学能力、知識と現在の自分の力の差を痛感しながらも、異なる国で働くことの楽しさを味わいました。

成果と今後の目標

イメージ  今回のインターン中、InvestKLが日本に直接訪問し、企業と商談を行うという計画に携わりました。その途中、商談が思うように成立しないトラブルに遭遇しましたが、緊急で商談を再設定するなどして訪問可能な企業を増やすことで、なんとか日本訪問を実現させるという成果を挙げました。
 また、企業分析の専門性を活かして、日系企業に関する情報の提供や、InvestKLのデータベースに無かった東証二部、未上場企業の情報を発信するなどの活動を行い、誘致対象となる企業の範囲拡大にも貢献しました。
 今回の経験を通じて、日本人が国際社会で活躍するために求められる能力、語学力が明確になりました。これを糧に、将来日本企業の海外進出を担えるよう、今から実力を養っていくつもりです

おわりに

 今回のインターンシップは、受入機関、経済産業省、HIDA、JETROの職員の方々のご支援がなければ、決して実現することはありませんでした。この場をお借りして、関係者の皆様にお礼申し上げます。 本事業は将来海外での活躍を目指している学生には、非常に意義あるものだと思います。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
HIDA 「国際化促進インターンシップ事業」 URL
http://intern.hidajapan.or.jp/