三浦祐督(会計情報学科)
経済産業省主催 2016年度「国際化促進インターンシップ事業」
はじめに
私は2016年度、経済産業省が主催する「国際化促進インターンシップ事業」の派遣メンバーとして選抜され、2022年までに中国の人口を抜くと予想される人口大国インドで約半年のインターンシップに挑戦しました。グローバルに活躍できる能力を身に付けることを目標に、大学入学時から培ってきた専門性や語学力。それらを異国のビジネスの場で試すと同時に、自分に足りない能力を見つけるため、魅惑の地インドでのインターンシップに挑戦しました。
異国のインドで泥臭い経験を
派遣先企業と研修内容
私は、日本式マネジメントシステムを現地のメーカーに導入する印系のコンサルティング企業に派遣されました。従業員数7人という少人数の企業であったため、 任される仕事の裁量が大きくやりがいのある仕事でした。しかしその分覚えなくてはいけない知識が多く、最初のうちは右も左もわからない状況が続きました。機械メーカー、製薬会社などのクライアントを持ち、それらの企業の利益への貢献を目指して奮闘しました。
成果
- 受入機関のコンサルタントと共にクライアントの訪問を続けて基本的な業務を覚え、インターンシップ開始から2か月が経つ頃には、コンサルティング業務を任せられるようになった。
- 顧客企業の利益に貢献することを目標とし、担当したクライアントで5件の提案をした。そのうちの一つが採用され、プロジェクトリーダーを務めた。
- 現地のインド人にとって私が日本人代表だという意識を持って規律ある行動をした。クライアントの業務最終日には、仕事や時間への意識について、若い世代のインド人にとって手本になるような振る舞いであったと称賛された。
おわりに
このプログラムでは事前研修からインターンシップ中のサポート、帰国後報告会と手厚い支援を頂きました。また、プログラムを通して出会った他のインターンの方達は、際立った人柄と多様な経験を持っており、多くの刺激を受けることができました。このインターンシップで得た経験が、将来ビジネスのみならず、人生のあらゆる面で役に立つと確信しています。
・国際化促進インターンシップ事業
http://intern.hidajapan.or.jp/