上原 竜弥 (経済学科)
内閣府国際交流事業「Ship for World Youth leaders」
Fear is the best reason to try
2018年1月から3月まで、「世界青年の船」という事業に参加してきました。 この事業は次世代のグローバルリーダー育成を目的に内閣府が主催しており、世界十か国から集まった青年たちとともに、ディスカッションや文化交流を行いました。
世界を舞台に活躍するビジネスマンになるという夢の実現のため、部活動とゼミの勉強に力を入れてきました。 そんな私にとってこの事業は初めて世界を肌で感じる経験でした。異なる価値観や言葉の壁と格闘する中で、 自分の無力さを痛感する毎日を送っていました。そんなとき、ルームメイトがくれた言葉が、 "Fear is the best reason to try"です。この言葉に勇気をもらい、セミナー委員の一員として、 200人規模のセミナーを成功させることができました。私を支えてくれたこの言葉は、今では座右の銘です。
日本代表としての自覚
「この事業に参加するまでは、人種も宗教も全く違う人たちとこんなにも打ち解けられるとは思ってもいなかった。こんな事業をできる国は日本以外にない。」
これはある外国青年の言葉です。国際社会における日本のプレゼンスが低下していると言われるなか、私は彼の言葉を通して、 世界の国々の懸け橋になり得るという、日本の強みを再発見することができました。
この事業を通して、五大陸すべてに思い浮かぶ大切な顔ができたことが、何よりの財産です。この経験を活かし、これからも日本の国際競争力を高める一翼を担う人材となるべく挑戦を続けていきます。