今村 奈央 (社会システム学科)
2024年3月卒業 総合商社に就職
全力疾走の大学生活
大学入学後、国際的に活躍できる人材を育成する、共創グローバル人材プログラムに選抜され、英語でのプレゼンテーション能力やコミュニケーションスキルを鍛えました。そして、更なる英語力の向上を図るため、マルタ留学でビジネス英語を学び、実践的な語学力を身に着けました。
また、3年次には、所属学科とは分野が異なる、財務諸表分析と企業価値評価の魅力にどっぷりとはまり、学科の枠を超えた専門分野の研究を行いました。海外経験豊富な教授の下で、仲間と徹底討論を重ね、海外でも通用する専門性を鍛えました。こうして、語学から専門分野まで徹底的に学び、成績優秀者表彰も受けました。
学業に加えて、体育会チアダンス部では、主将として部活運営に励みました。コロナの影響でチアダンスを披露する場所を全て奪われてしまいましたが、「踊る機会がないなら自分達で作ってしまえ!」と、次々と企画、実行し、人前で踊る楽しさを部員全員で感じることができました。コロナ下での部活運営では、苦しいことや難しいことに直面することもありましたが、「チームで挑戦し続ければ、やってやれないことはないんだ」と気づくことができました。
後発開発途上国で夢への挑戦
「将来は、世界を舞台に活躍したい!」。そんな強い思いを抱き、夢への第一歩として、東南アジア最貧国の東ティモールでインターンシップに挑戦しました。国の主要産業であるコーヒー事業に携わり、持続可能なフェアトレードについて学びました。また、現地で見つけたコーヒー生産の課題を解決するための新事業の立ち上げにも携わりました。非英語圏での生産者との信頼関係構築に非常に苦労しましたが、頻繁に生産者のもとを訪れ、現地語で会話することを徹底的に心がけることで少しずつ信頼を獲得することができました。その結果、新規事業の立ち上げに成功し、生産者と企業のwin-winな関係づくりに貢献できました。これまで大学で培った力と経験を糧に、卒業後は総合商社で世界を舞台に「社会課題の解決」に取り組みたいと思っています。
滋賀大学の魅力
滋賀大学彦根キャンパスでは、濃密な人間関係を築くことができ、教授陣との距離も圧倒的に近いと感じます。また、実業界で活躍されている卒業生との強固なネットワークもあるため、先輩方から学ぶ機会があり、自身の挑戦を後押ししていただきました。
加えて、共創グローバル人材プログラムやデータサイエンス副専攻プログラムが用意され、文理融合型の教育制度が整っていること、学科を横断して学べるカリキュラムであることが滋賀大学の特徴であり、強みだと思っています。私はこれらの制度をフル活用し、学びを追求することができました。大学創立100周年の勢いに乗り、滋賀大学ならではの自由自在な学生生活をエンジョイしてください。