近藤 優太郎 (経済学科)
2024年3月卒業 味の素株式会社に就職
人生を変えたボート
高校までは、吹奏楽部で全国大会を目指して本気で練習に打ち込んできましたが、浪人の経験から、大学では新しいことに挑戦し、心身共に自分自身を鍛え直したいと思っていました。大学入学後、「日本一」という高い目標を掲げて全力で練習に打ち込む姿と、広大な琵琶湖を颯爽と駆け抜けるボートのカッコよさに惹かれ、ボート部に入ることを決意しました。初心者からの挑戦で苦戦もありましたが、人一倍練習を欠かさず自分自身を鍛え続けました。そして4年次には主将に抜擢されて部の組織改革に奔走した結果、悲願の関西優勝を達成しました。
自分自身が体育会、その中でも厳しいと言われるボート部に入ることは大学入学までは全く想像していませんでした。振り返ると、苦しいことも多くありましたが、仲間で一つの目標に向かい全力でぶつかり合うことで、自分自身の心も身体も成長させてくれたと確信しています。
未知の国での挑戦
私は、大学入学時から、在学中に海外で挑戦することを決めていました。そこで、3年生終了後から、カンボジアでインターンシップに挑戦しました。カンボジアという国を選んだ理由は、発展めざましいアジアの国に興味があったことと、中学時代に経験したカンボジア復興支援が記憶に残っており、自分の目で現状を確かめたかったからです。
インターンシップでは、食品商社で現地のショッピングモール等での実地販売や展示会イベントを通じて、主にヒラメのエンガワや和牛などの日本食品の市場確立を目指しました。
言語も文化も全く違う未知の世界へ一人で飛び込む不安は大きかったのですが、インターンシップを通じて、異文化の人と信頼関係を構築し、どんな環境でも生き抜くタフさを身につけることができました。
悔いのない大学生活を
就職予定先の味の素株式会社は、世界規模のネットワークを誇り、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献することを目指しています。今後は、大学生活で培ったタフさを武器に、日本だけでなく世界の食と健康の課題解決に挑戦し続けたいと思います。
滋賀大学は100周年を迎え、既存のグローバルプログラムやデータサイエンスプログラムにとどまらず、海外研修や交換留学制度の強化など、日々進化を遂げています。ぜひ滋賀大学でやりたいことを見つけ、全力でやり切ってください!