経済学部・大学院経済学研究科

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滋賀大経済 最前線 小林さんからの報告

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小林 大起 (企業経営学科)
    2025年3月卒業予定 日本郵船株式会社に就職予定

挑戦的で刺激的な日々

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 「何事にも全力で、目指すなら究極を」、この言葉が羅針盤となり、時には荒波も乗り越えながら、チャレンジングで最高な学生生活を過ごしてきました。そして、そんな航海を支えてくれる素敵な人たちと出会えたことが、何よりの宝だと思っています。
 共創グローバル人材育成プログラム(Gコース)では、留学生とのグループワークを通してグローバルな問題意識を養うことができました。将来、世界を舞台に活躍したいという大志を抱くきっかけを与えてくれたGコースの友人と先生方はかけがえのない存在です。
 また、大学3年次からはコーポレート・ファイナンスのゼミに所属し、財務諸表分析と企業価値評価について研究しました。ゼミの同期とのオールナイト勉強会を重ね、切磋琢磨しながら財務の専門性を磨いた日々を今でも思い出します。
 さらには、NextRyosuiという大学OBと現役生の交流を促進するサークルの創設メンバーとして活動したことで、ゼロからイチを生み出すことの難しさと、それを仲間と協力して達成することの楽しさも味わいました。これらの経験が現在の自分を形成していると思うと、自身を支えてくれた人たちには感謝の気持ちでいっぱいです。

海外挑戦、そして次のステージへ

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 三年修了後は海外経験を積みたいという思いから、フィリピン留学とウガンダの井戸修理会社でのインターンシップに挑みました。留学先では、多様なバックグラウンドを持つ人との対話のなかで異文化への適応力が身に付きました。そして、ウガンダのインターンシップでは、最初は現地の従業員とのコミュニケーションが上手くいかず、なかなか成果を出せない無力感に潰されそうになりました。しかし、目の前の作業を全力でこなす姿勢を貫くことで次第に信頼を得ました。その結果、支店間の修理部品供給システムの構築や政府主催フォーラムでのプレゼンを成功させることができ、会社に貢献できました。
 これらの経験を通じて、モノを安定供給することの重要性を実感しました。そして、「国境を越えて全ての人の生活を支えられる仕事に携わりたい」と思うようになりました。内定先の日本郵船株式会社は、海運を祖業とし、あらゆるモノを運び、世界の豊かな暮らしの実現を根底から支えています。今後は、物資や資源を滞りなく送り届けることで社会の基盤を支え、世界経済の発展に貢献したいと考えています。

夢を実現する学びの場、滋賀大学

 これからいかなる逆風に見舞われても、大学で培った専門性と折れない心、そして何事にも全力投球する自分らしさを支えにして、どんな風をも味方に前進できると信じています。そう思えるほどに、私は滋賀大学で多くを学び、得て、最高の大学時代を過ごすことができました。歴史ある本学には多様な学生や教授が集まっており、講義、課外活動、研修を含め幅広い選択肢が用意されています。自分がそうだったように、きっと皆さんにとって最高の出会いが待っているはずです。ぜひ、自分の可能性を信じて果敢に挑戦して、夢をつかみ取ってください。