経済学部・大学院経済学研究科

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横山 花恋 (経済学科)
    2025年3月卒業予定 広告会社に就職予定

「当たって砕けろ」の大学生活

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 滋賀大学で過ごした4年間は、間違いなく人生の分岐点になったと思います。財務の知識と、世界を舞台に活躍するファンダメンタルを極めたいという思いで所属したゼミとの出会いをきっかけに、コロナ渦でのよさこいサークル活動、アルバイト、海外留学&海外インターンシップへの挑戦など、全力で駆け抜けてきました。その中で培われた、「とりあえずやってみよう」の精神。リスクヘッジ型人間だった私を、挑戦し続ける人間に成長させてくれたゼミの恩師や仲間との出会いには特に感謝しています。
 ゼミ活動では、財務の専門性を鍛えながら、「ソリューションを導く過程を鍛える」をモットーに活動してきました。仲間と白熱した議論を交わしながら、データ分析と企業価値評価の手法を学びました。

国境を超えた信頼関係

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 途上国の社会問題とアフリカ布に興味を持ち、ケニアのファッションブランド会社でのインターンシップに挑戦しました。現地では、アフリカ布製品の現地販売と国外輸出、生産管理、ウェブサイトの作成と運営などの活動を行いました。
 特に苦労したのは、現地従業員との「当たり前のすり合わせ」です。縫製ミスを申告してくれない従業員を代表に、自分の常識が一切通用しない事象に毎日遭遇しました。従業員との1on1の面談を通して彼らの意向や価値観を理解するように努めながら、杜撰だった生産管理方法にメスを入れ、生産効率を3カ月で1.4倍に、縫製ミスの数も4分の1にまで減らすことができました。その過程で、国境を越えた信頼関係を築き、チームで成し遂げた経験は一生の財産になりました。

昨日の自分を超えてゆく

 来年の四月からは、就職予定の広告会社で、社会をより良くするような新しい習慣を創ることを目標にチャレンジし続けたいと思っています。
 滋賀大学は、自分を本気で変えたいと思っている人やさらに高みを目指したいと思っている人にはもってこいの環境です。「当たって砕けろ」の精神で挑戦し続けた4年間、失敗の方が多かったかもしれません。しかしその失敗の中に常に学びと成長があり、人生なんとかなる!の自信の構築に繋がりました。過去の自分に恥じないように、自分の頑張りを無駄にしないように、これからも常に挑戦を恐れない自分でいたいと思っています。