経済学部・大学院経済学研究科

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横山 菜摘(会計情報学科)
    2016年3月卒業 米系外資金融に勤務

トライアスロンのような学生生活

 中学時代はバレーボール部、高校時代はストリートダンス部、そして大学時代はアカペラサークルに所属し、これまで興味のあることに貪欲に挑戦してきました。何事も職人のごとく追求し、チームの仲間とともに切磋琢磨していくなかで、バレーボールでの県大会優勝やダンスでの全国大会出場を果たし、アカペラサークルでは学外での出演機会倍増を達成しました。「どんなことも『やる』と決めたら必ずやる」という信条のもと、さらに大学2年次からは世界を舞台にし、当時の私にとって最も大きな挑戦に取り組むことを決意しました。

すべての始まり

 大学2年時の夏、大学主催の夏期海外研修に参加し、大学の提携先の1つであるアメリカ・ミシガン州立大学で1か月間の語学留学生活を送りました。異国の大学で夢をひたすらに追いかける留学生たちの姿に、自分が年上であることさえ忘れ、憧れの気持ちを持つようになっていました。「自分も世界を舞台にして将来活躍できる人間になりたい」、この思いを確信し、帰国後は語学と専門分野の勉強に一段と力を注ぐようになりました。

語学力を鍛える

イメージ  語学の面では、外国文献研究や大学主催のTOEFL特別講座を受講しました。TOEFL講座は彦根市内のミシガン州立大学連合日本センター(通称JCMU)という施設で開講されています。ミシガン州立大学から講師が招かれて、大学屈指のグローバルゼミに所属する先輩や多様な国からの留学生たちと共に、留学さながらの雰囲気で語学力向上に励むことができました。

世界で戦う武器を手に入れる


イメージ  3年次から所属したゼミでは、財務諸表分析に基づく企業価値評価をテーマに研究しました。「実践と応用」これを徹底しながら、プレゼンテーションとディスカッションに明け暮れる日々を過ごしました。学内屈指のグローバルゼミでもあり、「将来グローバルに活躍したい」という強い意志を持つ先輩や同期と共に切磋琢磨しました。

海外武者修行

イメージ  「専門性」と「国際性」、この2つに磨きをかけられたことを感じ、「もう一度、海外での勉学に挑戦してみたい」という思いが湧き上がっていました。そこで、大学を1年間休学し、海外修行に挑戦することを決意しました。
 アメリカでは、ペンシルベニア大学に留学した後、ニューヨークにあるビジネススクールで学びました。ベトナムでは、現地の広告会社で新規立ち上げ事業のインターンシップに参加しました。多国籍チームでビジネスを創り出し、運営することの難しさと面白さを味わいながら、TAKUMI-WORKSというE-Commerce事業を立ち上げることに成功しました。

最高峰に挑む

イメージ  大学時代の経験を踏まえて、「財務経理の専門性を武器にして信頼を獲得し、世界を舞台にして活躍できる仕事がしたい」という明確な思いをもち、帰国後の就職活動に臨みました。そして、世界No.1の投資銀行である米系外資金融からオファーをいただき、入社を決意しました。
 入社後は投資銀行部門に所属し、日本の上場企業に対してのM&Aや資金調達のアドバイザリー業務に携わります。海外会社の買収案件や、海外投資家に向けた資金調達案件が増えつつあることから、自身が目指す仕事ができるのではないかと考えています。これまでに培った能力とファンダメンタルをもって、これからも夢の実現に向かって邁進していきます。

グローバル・リーダーを目指す受験生のみなさんへ

滋賀大学には、世界を目指す仲間とともに切磋琢磨できる環境があります。学生時代には多くのチャレンジを経験してきましたが、世界を目指す仲間が集結するグローバルゼミで学べたこと、これが私の中で一番大きなターニング・ポイントとなりました。世界で活躍することを夢見ている皆さん、ぜひ滋賀大学で可能性を追求してください。