松田 俊嗣 (社会システム学科)
2022年3月卒業 ネスレ日本株式会社に就職
チームの一体感
あらゆることに挑戦して後悔しない大学生活を送る、この決意を胸に入学した滋賀大学では多くの挑戦をすることができました。 特に、初心者、体重50キロからのラグビー部に入部を決めたことは大きな挑戦のひとつでした。 初心者から始め、周りの仲間との競技力の差に苦しむも、仲間に協力してもらって練習を工夫し、初めてトライを決めた時の感動は今でも忘れられません。 ワンチームで戦うやりがいとチームで喜びを分かち合うことの楽しさを学んだラグビー部の活動でした。
部活動、ゼミ、そして、コロナ禍での挑戦
3回生からは、部活動に加えて財務諸表分析を学ぶゼミでの勉学に力を注ぎました。ゼミでの学びを通じて、世界を良くするために何か行動したいという衝動に駆られ、1年間休学し、海外留学と海外インターンシップに挑戦することを決意しました。しかし、突然のコロナ禍により、留学先の受け入れ中止が伝えられ、日本にいながら絶望して過ごしていました。
そこから、状況が好転して渡航できるようになることを信じて、海外の語学学校のリモートプログラムに参加しました。それから半年が経つも、まだコロナ禍で渡航が難しいとわかったので、アメリカの会計事務所でのリモートインターンシップにも挑戦し、タックスリターンの業務やクライアントの事業拡大のためのリサーチ業務に従事しました。学生時代に渡航して海外経験を積むという夢は叶いませんでしたが、日々自問自答しつつ、夢に少しでも近づけるよう行動してきました。
困難を乗り越え、大きく飛躍するためのヒント
コロナ禍により、時間をかけて準備してきた海外滞在プランもすべて実行できなくなってしまいました。しかし、この経験を通じて、「GRIT(やり抜く力)」の大切さを再認識し、世界を良くするために行動する、この目標を今後も追求したいと考えています。
滋賀大学経済学部には、挑戦する文化と環境があります。後輩のみなさんも、ぜひ夢への第一歩を踏み出してください。