神谷 幸二郎 (会計情報学科)
2023年3月卒業 本田技研工業株式会社に就職
「仲間と本気で挑戦した学生生活」
大学ではソフトボールサークルと学園祭実行委員会に所属し、全力を尽くしました。
3年次には、コロナ禍でソフトボールサークルでは対外試合禁止となり、学園祭は中止の危機に陥りました。しかし仲間と協力し、新歓活動やリモートでの活動をし続けたことで、サークルは存続を果たし無事に後輩にバトンを繋ぐことができました。どんな困難な状況でも全力で取り組み続けたことで、充実した学生生活を送ることができました。
また3年次から所属したゼミでは、対面での授業ができなくなるなかで、対面を超えるディスカッションを実現し、思考力と問題意識を磨きました。
「新興国での挑戦」
ゼミでグローバルな問題解決に触れたことから、新興国のビジネスを経験したいと思うようになり、バングラデシュとカンボジアでインターンシップに挑戦しました。バングラデシュでは技能実習生送出機関で日本語教育を担い、カンボジアでは食品商社で農産物の営業に取り組みました。コロナ禍での海外生活は困難を極めました。現地のロックダウンにより1ヶ月以上外出ができなかったり、日本と新興国の文化の違いに苦しむこともありました。
しかし、笑顔と情熱で現地の人々に接し、行動し続けたことで、バングラデシュではトップの人気を誇る講師となり、カンボジアでは契約獲得の実績を残しました。
これらの経験は、自分の人生観を大きく変えるきっかけになっただけでなく、異文化の人とも信頼関係を構築し、徹底的に困難に立ち向かえる自信を身につけることができました。
「The Power of Dreams」
私は今まで様々な困難にぶち当たってきました。しかし、その度に志を共にする仲間や周りの人に助けられ、乗り越えてきました。
私の内定先である本田技研工業株式会社は、「松明は自分の手で」、こんな言葉を大切にしています。この言葉には自分の信念を持って、信頼できる仲間と共に挑戦し続けろという意味があります。「モビリティで新興国と日本の経済発展に貢献する」という夢を力に、これからも仲間と共に挑戦し続けます。
最後に、滋賀大学には部活動やサークル、講義を含め幅広い選択肢があり、専門性を身に付けられる環境と、共に高めあえる最高の仲間がいます。どんなことにも本気で挑戦し、自分だけの夢を見つけて突き進んでください。