坂野 純平 (企業経営学科)
2023年3月卒業 ソニー株式会社に就職
プロフェッショナル
私は大学1年次から趣味であるブラックバス釣りを極め、全国各地の大会に参加し、学内でも釣りサークルを立ち上げました。大学3年次には158名が参加する釣り大会で優勝し、有名釣具メーカーとスポンサー契約を締結しました。そこからメディアや雑誌等の出演、プロの賞金制釣り大会に出場するなどして、バス釣りのプロフェッショナル、いわゆる"バスプロ"として活動しました。
バスプロ活動は、私にトップを目指す大切さを教えてくれました。
アントレプレナーシップと分析力
バスプロ活動と同時に、私は起業活動にも力を入れました。2年次には、文科省主導トビタテ留学japan奨学生に選抜され、起業の本場であるアメリカ・シリコンバレーで起業留学に挑戦しました。世界各地から集まった起業家や投資家とのプレゼン、サービス開発を通して、シリコンバレー流アントレプレナーシップを鍛えました。しかし、留学途中にコロナウィルスが流行し、さらに、帰国後に予定していた起業の機会が消滅し、悔し涙を流しました。
帰国後はファイナンス分野のゼミに所属しました。財務の力を鍛えようと考えたのは、アメリカで自身のビジネスプランを発表するなかでデータの分析力が不可欠だと感じたからです。このゼミで、海外経験豊富な仲間と徹底して勉学に励みました。
これら学生時代に学んだことを活かして、社会人になっても挑戦を続けたいと思っています。
出過ぎた杭は打たれない
日本には出る杭は打たれるということわざがあります。目立ったり、はみ出したりするのは良くないという意味です。しかし、アメリカではそんなことはありません。むしろ、自分の個性や強みを前面に押し出さないと通用しない、これがアメリカで学んだことです。
これから入学される後輩の皆さんも、ぜひ滋賀大学で自分の個性を伸ばし、様々なことに全力でチャレンジしてください。