経済学部・大学院経済学研究科

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展示

 当史料館では収蔵史資料の公開を進めるとともに、学生・一般の方々に魅力ある歴史学習の場を提供し、あわせて史資料への理解と保存の意識を深める一助とするべく、収蔵史資料を用いた常設展示と 企画展示を行っている。

常設展示

 彦根高等商業学校内に設置された近江商人研究室以来、当史料館においては近江商人に関する史資料の調査・収集と研究を活動の大きな柱としてきた。そこで、研究成果に基づいて近江商人関係史資料を陳列し、近江国・滋賀県の村々における人々の生活史資料をあわせて常設展示を構成し、公開している。(近江商人関係史料のコーナーは、年1回の展示替えを行っている。)常設展示は水~金曜日の開館時間中であれば随時見学可能である。
※近江商人とは我が国の近世商人類型の代表的な一つであり、また近江国・滋賀県の歴史を語る上でも欠かすことのできない商人たちである。その商業活動の特徴としては、近江本国から全国各地に出向く往路で生活必需品を中心とする持ち下り荷を販売し、復路で地方特産物を仕入れるという方法や、乗合い商い(組合商い)による多店舗展開などが挙げられ、合理的な会計帳簿を作成する商家も現れた。
近江商人の行商用具・看板等のコーナー 近江商人の行商用具・看板等のコーナー

企画展示

※企画展には毎年500人前後の見学者がある。学内からは教官・職員、学外からも一般の歴史愛好者など多数の見学者が訪れ、高校での社会科の課外授業など団体見学の申し出も随時受け付けている。また、アンケートを実施して見学者の意見を聴取し、展示の質や史料館運営の向上に役立てる取り組みを行っている。

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